情操教育に最適なコンテンツである『トムとジェリー』のアニメ。言葉を介せずに理解できるノンバーバル(非言語)・コンテンツは、視聴者を選ばず幼児から児童まで幅広く楽しんでいただくことができます。またナレーションや説明がないからこそ、自発的に脳を使って理解しようとするため論理的思考力を刺激することにつながり知育コンテンツとしても高い効果が期待できます。
弊社Bunkidoが保有するトムとジェリーのDVDは全10巻です。一巻ごとに7本から8本の短編が収録されています。どれも選りすぐりの名作ばかりです。アカデミー賞受賞作やノミネート作にもなった傑作もたくさん含まれています。今回は6巻目から10巻目に収録されたなかから珠玉の作品を紹介していきましょう。
トムとジェリー第6巻 (収録時間約60分)2大オスカー受賞作が揃う「芸術・音楽」の最高峰パッケージ
『ピアノ・コンサート』(The Cat Concerto / 1947年)
★第19回アカデミー賞短編アニメ部門「受賞」作
『トムとジェリー』のなかでも最高傑作の一つとして高い評価を受けた作品。大観衆を前にタキシードを着たトムが、フランツ・リストの超難曲『ハンガリー狂詩曲第二番』を演奏しますが、鍵盤内で眠っていたジェリーが起こされたことに腹を立て演奏の邪魔をしはじめ、前代未聞のドタバタ劇に発展します。『ハンガリー狂詩曲第二番』のスピーディな音に一コマのずれもなくキャラクターがシンクロする姿は必見に値します。世界アニメーション史上最高峰と言われる超重要作です。
『ワルツの王様』(Johann Mouse / 1953年)
★第25回アカデミー賞短編アニメ部門「受賞」作
19世紀、音楽の都ウィーンにある、ヨハン・シュトラウスの家が舞台です。シュトラウスの弾く美しいピアノ曲に乗せられたジェリーは、穴倉から飛び出し華麗なワルツを披露します。ジェリーを捕まえようとするトムでしたがいつものように失敗に終わります。ある日主人のシュトラウスが出かけると、ネズミを捕まえたいトムは、ピアノの演奏によってジェリーをおびき出すために、教本を片手にピアノのレッスンを始めます。『美しく青きドナウ』などのたくさんのクラシックの名曲に彩られており、子供たちが自然に芸術に触れるコンテンツとしてお勧めです。
トムとジェリー第7巻 (収録時間約60分)
『ジェリー街へ行く』 (原題:Mouse in Manhattan / 1945年)
田舎生活に飽きたジェリーが、トムに手紙を残し大都会ニューヨークに一人で旅に出る異色作です。トムの出番は最初と最後しかありませんし、トムとジェリーが喧嘩もしないという点でもとても珍しい作品です。憧れの都会の絢爛とした世界に感激するジェリーでしたが、夜になると周りは物騒となり、様々な危険がジェリーを襲います。命からがら逃げ帰る後半、劇的なストーリー展開が見どころです。全編ジャズミュージックで彩られ、感動を呼ぶ作品です。
『あべこべ物語』 (原題:Dr. Jekyll and Mr. Mouse / 1947年公開)
★第20回アカデミー賞短編アニメ部門「ノミネート」作
お馴染み『ジキル博士とハイド氏』のコミカルなパロディ作品です。いつもミルクを盗み飲みされることに怒ったトムが、強力な毒薬を開発し、ミルクに混入させますが、それを盗み飲みしたジェリーは死ぬどころか、小さな体が巨大化し怪力を発揮するモンスターへと変身します。立場が逆転したトムは窮地に襲われ逃げ惑います。「薬の効果が切れると元の大きさに戻ってしまう」というハラハラするスリルもあり、会場に大爆笑が生まれること請け合いの作品です。因果関係を理解し始めた幼児や小学校低学年の子供たちにお勧めできますが、大人も大いに楽しむことができます。
トムとジェリー第8巻 (収録時間約60分)
『夜中のつまみ食い』 (原題:The Midnight Snack / 1941年)
シリーズの記念すべき第二作目にあたります。1940年代初期ならではの手書きで贅沢に作られた滑らかなフルアニメーションを楽しむことができます。冷蔵庫にあるチーズを狙うジェリーとそれを防ごうとするトムとの攻防戦が展開します。まさに古典的な展開ですが、その後の『トムとジェリー』のドタバタの原点となった重要作になります。幼児から小学生まで誰もが楽しめる作品に仕上がっています。
トムとジェリー第9巻 (収録時間約60分)
『嘘をついたら』 (原題:The Truce Hurts / 1948年)
いつも反目し敵同士として争うトム、ジェリー、そしてブルドッグのスパイク(犬)の3人が、不毛な戦いに疲れ果て、「平和協定」を締結し固い友情を誓い合うという異色作です。3人で腕を組んで朝食をとる微笑ましいシーンから物語はスタートします。友情で結ばれた穏やかな心温まる雰囲気がつづいたものの、大好物の大きなステーキを前にした瞬間、その固く結ばれたはずの友情が音を立てて崩れ去り、いつものドタバタ劇へと展開していきます。最後はお約束の展開に落ち着くシニカルな笑いが、小学生の知的好奇心を刺激します。大人も楽しめる完成度の高い作品です。
『お家はバラバラ』 (原題:The Dog House / 1952年)
ブルドッグのスパイクが、自分の庭に理想のマイホームとして新しい犬小屋を建て始めるのですが、いつものトムとジェリーの激しい追いかけっこに巻き込まれ、せっかく完成に近づいた犬小屋は無残にも粉々に破壊されます。スパイクは執念で再度犬小屋の建築に着手しますが、またもやトムとジェリーに破壊されてしまいます。スパイクの怒りの爆発とトムとジェリーのハチャメチャな破壊ぶりが理屈抜きで笑いを誘います。
トムとジェリー第10巻 (収録時間約60分)
『勝利は我に』 (原題:The Yankee Doodle Mouse / 1943年公開)
★第16回アカデミー賞短編アニメ部門「受賞」作(シリーズ初のオスカー受賞)
シリーズ9作目にあたる、歴史的に大ヒットした名作です。野菜や果物などを兵器に見立てたトムとジェリーの奇想天外な戦争劇です。突撃シーンや大爆発シーン、さらに紙飛行機を使った空中戦など、その独創的なスラップスティックに子どもたちも大喜びすることでしょう。多くの兵器の描写は、第二次世界大戦で使われた兵器テクノロジーのパロディともなっています。ハチャメチャ劇の快感を味わえるお勧めの作品です。
『ただいまお昼寝中』 (原題:Quiet Please! / 1945年公開)
★第18回アカデミー賞短編アニメ部門「受賞」作
獰猛なブルドックのスパイクが、「昼寝の邪魔をしたら承知しないぞ」とトムを脅かします。それを知ったジェリーは、わざと音のでるおもちゃや目覚まし時計、さらには爆弾をしかけるなど、トムには冗談に終わらないいたずらを仕掛けます。スパイクを起こしたら一大事、必死に音を出さないようにするトムの慌てぶりが大きな笑いを生みます。ハラハラのサスペンスと笑いを融合させた最高傑作の一本です。
●上映会に負担とならない適切な上映権料をご提示します。
ノンバーバル・コンテンツのため豊かな情操教育につながる『トムとジェリー』の上映会を開催してみてはいかがでしょうか。上映会場はきっと活気のある会場に生まれ変わり、幼児や児童にとって愛すべき空間に様変わりすることでしょう。弊社Bunkidoでは、お客様の上映形態に合わせて適切な上映権料を提示するように努めております。お問い合わせフォームからお気軽にご連絡ください。なおトムとジェリーの情報は、グローバルメニューの「作品一覧」のなかの「TVアニメ(PDF)」から確認がとれます。










