極上のエンターテインメント映画『シャレード』の映画上映会をしてみませんか。

オードリー・ヘップバーン、ケーリー・グラントというニ大スターの共演作であり、ロマンティック・サスペンスの傑作でもある『シャレード』は、老若男女を問わず誰にでも楽しめる名作です。Bunkidoでは、様々な上映形態に対応できるよう、本作の日本語吹替版および日本語字幕版をご用意しております。この機会にぜひ上映会の企画をご検討いただければと思います。

サスペンスでありラブコメディが交錯した極上のエンタメ映画

「ヒッチコックがつくることがなかった最高のヒッチコック映画」と称されることの多い映画です。それほど手に汗を握るサスペンス映画でありながら、一方でパリの街を背景にした二人のラブロマンス映画でもあります。さらに軽妙なやりとりに思わず笑ってしまうコメディ映画の側面もあります。なんとも贅沢なエンタメ映画です。

物語は、スキー旅行からパリに戻った主人公レジーナ(ヘップバーン)が、夫の突然の死を知らされるところから始まります。夫が秘密裏に遺した財産を巡り、謎の男たちから命を狙われることになってしまい、旅行先で知り合った親切なピーター(グラント)という男性とともに謎の真相に迫っていきます。

ヘンリー・マンシーニの奏でるテーマソングとともに当時のお洒落なパリの街の実景を堪能できるのも大きな魅力になっています。

主演は、『ローマの休日』、『麗しのサブリナ』でお馴染みのオードリー・ヘップバーンと、『汚名』や『北北西に進路を取れ』などヒッチコックの代表作にも数多く出演しているケーリー・グラントというニ大スターが共演しています。25歳にも及ぶ歳の差のカップルですが、その年齢差を一切感じさせないほどに息のあった見事な相性をみせています。撮影終了後、お互いの仕事ぶりを評価、ヘップバーンは、撮影時のグラントの紳士ぶりを絶賛、グラントは、「クリスマスに欲しいのは、ヘップバーンとの再共演だけだ」と再度の共演を熱望しました。何度か企画段階でチャンスはあったもののふたりの再共演は実現せず、この映画が唯一の共演作となっています。

脇役陣も豪華です。60年代、70年代にテレビで洋画を観た世代なら誰でも知っているウォルター・マッソーやジェームズ・コバーン、ジョージ・ケネディが助演陣として脇を固めることで、この映画をより魅力的にしています。ちなみにジェームズ・コバーンのキャスティングは、『荒野の七人』を観たヘップバーンによるものでした。

監督は、『雨に唄えば』、『略奪された七人の花嫁』などミュージカル映画を主舞台としているスタンリー・ドーネン。ドーネンの巧みな演出で、まるでヒッチコック映画のようなスリラー感覚とラブロマンス・コメディの面白さの両立が実現しています。のちにドーネンは、次のようなコメントを残しています。
「私はいつもお気に入りだったヒッチコックの『北北西に進路を取れ』(ケーリー・グラント主演)のような映画を作りたいと思っていた。主役の身分を間違われるという素晴らしい物語性に最も魅了されたのだ」。たしかに『北北西に進路を取れ』もスリラーでありながらユーモラスなタッチがありました。

上映会のご提案

二人のロマンスの成就を期待しながらもサスペンスが展開するこの映画は、誰もが引き込まれることになるでしょう。この機会に、『シャレード』の上映会の企画を立ててみてはいかがでしょうか。上映権の料金については、お問い合わせフォームよりご連絡ください。上映規模に応じて、現実的なご利用料をご案内いたします。

お問い合わせ – 合同会社文輝堂 BUNKIDO

シャレード