弊社Bunkidoでは、本年パブリックドメインになったジェームズ・ディーン主演の2作品『エデンの東』と『理由なき反抗』に日本語吹き替えと日本語字幕を付与しDVDソフトとしての販売およびネット配信を本年1月1日から開始いたしました。合わせて上映会における上映権の販売も開始いたしました。若い世代を代表するアイコン、永遠のアイドル像であるジェームズ・ディーンの姿を目に留める機会でもありますが、それだけでなく天才俳優であったジェームズ・ディーンの迫真の演技を再評価する機会にもなります。ぜひこの機会に、上映会の企画を検討してみてはいかがでしょうか。
ジェームズ・ディーン衝撃の主演デビュー作『エデンの東』
言わずと知れたジェームズ・ディーンのデビュー作。監督は前年『波止場』でアカデミー監督賞を受賞したエリア・カザン。原作は、米国の文豪ジョン・スタンベックの『エデンの東』、人類最初の殺人を描いた旧約聖書のカインとアベルの物語を第一次大戦中の米国を舞台に脚色したものです。厳格な父からは愛情を示されることもなく、兄ばかりを持て囃し、さらに幼少の頃に亡くなったと聞かされていた母は在命で隣町に暮らしていることを知った主人公(ジェームズ・ディーン)は孤独を深めていきます。父との葛藤、兄弟の仲違い、厳格さと人間らしさとの相克といった現代でも通じるテーマを、骨太の人間ドラマとして描いた不朽の名作です。とくに父親から強く拒絶されるクライマックスシーンでのジェームズ・ディーンの即興演技は、映画史に残る名演技として記憶されるだけでなく、その後の映画俳優の演技に決定的な影響を与えました。
本作は高く評価され、監督賞をはじめ、アカデミー賞4部門にノミネートされ、映画初主演作であったジェームズ・ディーンも主演男優賞にノミネートされましたが、ジェームズ・ディーンはそのノミネートを知ることもなくこの世を去りました。
監督:エリア・カザン
脚本:ポール・オズボーン
原作:ジョン・スタインベック『エデンの東』
音楽:レナード・ローゼンマン
出演:ジェームズ・ディーン/ジュリー・ハリス
若者たちの心の叫びを描いた青春映画の不朽の名作『理由なき反抗』
ジェームズ・ディーンは、『エデンの東』の撮影後、『ジャイアンツ』の出演が決定していましたが、撮影が延期されていたため、急遽、本作の主演が決まることになりました。当初はB級映画(当時の米国は二本立て上映が一般的で、B級映画は、A級映画の添え物的な存在でほとんどが低予算映画)が予定されていた本作ですが、『エデンの東』が大ヒットし、瞬く間にジェームズ・ディーンがスターになったことを知った映画会社のトップ、ジャック・ワーナーは、すでに撮影が始まっていたこの映画を当時最新のワイドスクリーンであったシネマスコープで撮影するように命じます。この決定がなければカラー映画になることもなく、ジェームズ・ディーンのトレードマークである赤いジャンパーは存在しませんでした。
監督は、『大砂塵』や『北京の55日』などで知られるニコラス・レイ。レイはこの映画のために数ヶ月、全国を巡り、徹底的な調査を敢行しました。警察官や裁判所、青年局や福祉関連のスタッフなど数百人のインタビューを行い、若者たちの実態を調査しました。戦争を経験し貧しい時代を知っている親世代と、大衆消費社会のなかで何不自由なく暮らした若い世代の間には大きな価値観の隔たりがありました。レイはこの徹底調査により当時あまり可視化されることのなかった世代間の断絶をリアルに映画で描くことに成功しました。また親の世代から一方的に強いられる価値観に若者たちは戸惑いと反発を感じていたので、この映画はそうした若者たちの鬱屈とした声を代弁する存在となり、不良たちに囲まれながら真摯に生き抜こうとするジェームズ・ディーンの姿に若者たちは熱狂しました。この映画でジェームズ・ディーンは、若者たちの憧憬の的となり永遠の青春のアイコンとして歴史に刻まれることになりましたが、ジェームズ・ディーンは、若者たちの熱狂的支持を知ることもなく映画公開の数週間前に天国へと旅立ちました。
監督:ニコラス・レイ
原案:ニコラス・レイ
脚本:スチュワート・スターン/アーヴィング・シュルマン
音楽:レナード・ローゼンマン
出演:ジェームズ・ディーン/ナタリー・ウッド/サル・ミネオ/デニス・ホッパー
Bunkidoでは、本2作品の日本語吹き替え版と日本語字幕版を用意しております。この機会にぜひ上映会の企画をご検討ください。上映権の料金については、お問い合わせフォームからご連絡ください。無理のない上映権料をご案内いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。





