イングリッド・バーグマン主演の一大歴史叙事詩の『ジャンヌ・ダーク』の映画上映界をしてみませんか。

今回は、イングリッド・バーグマンの代表作である大作『ジャンヌ・ダーク』(1948)をご紹介したいと思います。日本語吹替版、日本語字幕版ともにご用意しておりますので、この機会に上映会を企画してみてはいかがでしょうか。

英雄ジャンヌ・ダーク(ダルク)を演じたバーグマンの傑作

15世紀、英仏間で戦われた百年戦争におけるフランスのヒロイン、ジャンヌ・ダーク(通常「ジャンヌ・ダルク」と表記するのが一般的ですが、ここでは映画タイトルに倣って英語読みの「ダーク」で統一します)の活躍と苦悩を描いたハリウッド映画の大作です。神の啓示を受けてフランス軍を勝利へと導いていくジャンヌ・ダークの活躍と、その後、敵軍に捕らえられ魔女として裁かれていく悲運を描いていきます。大規模な戦闘シーンから豪奢な衣装の数々に至るまで、ハリウッド全盛期のスペクタクルな映像を楽しむことができる一大歴史叙事詩となっています。

ジャンヌ・ダークの映画といえば、魔女裁判のみにフォーカスしたカール・ドライヤー監督のサイレント映画『裁かるるジャンヌ』(1928年/仏)がとくに有名ですが、本作は魔女裁判にかけられる人生終盤の姿だけでなく、神の啓示を受けフランス軍を率いて活躍する前半部分も描かれており、ダークの数奇な半生の全体像を知ることができます。また、前半部ではダークの信仰心の強さや勇気を、後半ではダークの抱えた苦悩や葛藤を対照的に描くことでジャンヌ・ダークの人間的奥行きを描出することに成功しています。

ジャンヌ・ダーク役は、当時ハリウッド最大のスターであったイングリッド・バーグマンが演じています。バーグマンは舞台でもダーク役を演じており、この役を演じることを熱望し、映画会社にロビー活動を行うほどの熱の入れようでした。当時、イングリッド・バーグマンは33歳であったため、16歳で神の啓示を受けた実際のダークとの間には二倍近い年齢差があり、懸念の声がありましたが、最終的にその熱演ぶりはアカデミー賞主演女優賞のノミネートを受けるほどに高い評価を得ることになりました。その後、イタリアに移住するバーグマンにとって、ハリウッド最晩期の映画となりました。

監督は、『オズの魔法使い』や『風と共に去りぬ』のヴィクター・フレミング。本作は職業監督として定評のあったフレミングの最後の監督作品となりました。

興行的には大成功というほどのヒットにはなりませんでしたが、アカデミー賞において主演女優賞をはじめとして実に7部門にノミネートされ、撮影賞と衣装デザイン賞を受賞することになりました。

『ジャンヌ・ダーク』
監督:ヴィクター・フレミング
脚本:マクスウェル・アンダーソン/アンドリュー・ソルト
出演:イングリッド・バーグマン/ホセ・フェラー
制作年度:1948年 製作国:米国

ハリウッド全盛期の撮影所が総力を結集して制作した歴史叙事詩の名作『ジャンヌ・ダーク』の上映会を企画してみてはいかがでしょうか。弊社Bunkidoでは、本作の日本語吹替版と日本語字幕版をご用意しています。お問い合わせは、フォームからご連絡ください。無理のない上映権料をご案内いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。