オードリー・ヘップバーン主演の『麗しのサブリナ』を、自主上映してみませんか。Bunkidoでは、本年度からパブリックドメインとなった本作を新たにラインナップに加えました。様々な上映形態に対応できるよう、日本語吹替版および日本語字幕版をご用意しております。
『麗しのサブリナ』作品紹介
オードリー・ヘップバーンの代表作のひとつ。初の主演作品『ローマの休日』で衝撃のデビューを果たし、いきなりアカデミー賞主演女優賞を受賞したヘップバーンが、次に出演したのがこの『麗しのサブリナ』です。『ローマの休日』に続く本作の成功でヘップバーンは大スターとしての地位を決定づけました。前作では王女という役柄でしたが、本作では一転、富豪の専属運転手の娘という庶民的な役どころを演じています。共演は、『カサブランカ』のハンフリー・ボガートと『サンセット大通り』のウィリアム・ホールデンという二大スター。ヘップバーンは、そうした大物俳優たちにも臆することなく、華麗な演技を披露しています。また、ヘップバーンの父親役を演じているのは、『ダイヤルMを廻せ』で重要な刑事役を好演した英国俳優ジョン・ウィリアムズです。
ヘップバーン×ジバンシィ、ファッションの伝説的コラボの誕生
またヘップバーンの華麗なファッションが堪能できるのもこの映画の魅力のひとつです。映画ではヘップバーン自身が選んだジバンシィの衣装を映画衣装として仕立て直したものを着用しています。さまざまなシーンで彼女の類まれなファッションセンスが堪能できます。この作品をきっかけにしてヘップバーンは多くの作品でジバンシィとコラボするようになりました。『麗しのサブリナ』は、アカデミー賞「衣装デザイン賞(白黒部門)」を受賞することになり、ヘップバーンは一挙に世界的ファッションリーダーとしての地位も築くことになりました。
名匠ビリー・ワイルダー節目の一作
監督は、小気味よい人間ドラマを得意とする名匠、ビリー・ワイルダー。この映画でもヘップバーン、ボガード、ホールデン三人の恋模様を軽妙かつスタイリッシュに描き出しています。パラマウント・ピクチャーズと組んで『失われた週末』や『サンセット大通り』など名作を次々に生んだビリー・ワイルダーですが、この映画は同社と組んだ最後の作品であり、ビリー・ワイルダーにとっても大きな節目となる作品でもあります。『麗しのサブリナ』の成功は、『お熱いのがお好き』や『アパートの鍵を貸します』など、ワイルダーが得意とするその後のロマンティック・コメディ路線へとつながりました。
上映会のご提案
この機会に、『麗しのサブリナ』の上映会の企画を立ててみてはいかがでしょうか。
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