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幼児・幼稚園児を含めた上映会の難しさ
「子ども映画会」や「ちびっこシアター」などのイベント名で多くの図書館では幼児を含めた子ども向けの上映会が頻繁に行われていますが、作品選びに苦労されていらっしゃる方も多いかと思います。幼児や幼稚園児は、まだ集中力や理解力が発達していませんので、コンテンツ理解が可能な小学校と、幼児・幼稚園児を同時に満足させるには難しさがあります。
実際、ディズニーなどの人気の児童向け映画は意外に長尺で90分以上のものも珍しくありません。そうしたコンテンツの長さは、幼児や小さな児童向けには負担になりかねません。また幼児にとってストーリー展開のあるアニメは、内容の理解に追いつけない場合が多々あります。上映会の場合は、0歳から3歳、4歳から6歳などと細かく対象を設定できる絵本の読み聞かせのようなわけにはいかないわけです。幼児も児童も、また同伴する親御さんも退屈しないで観ることのできる作品を選定するのもなかなか難しいところです。
視聴者を選ばない、『トムとジェリー』という圧倒的存在
幼児・幼稚園児を含めた上映会ですべての対象者に満足を与えられる最適なコンテンツとして『トムとジェリー』を紹介したいと思います。ご存じの通り『トムとジェリー』というアニメは圧倒的な知名度を誇ります。テレビ放送で慣れ親しんだミドルシニア層だけでなく、20代から40代のパパ・ママ世代にとっても100%に近い認知度を誇るキャラクターです。そのため『トムとジェリー』というコンテンツ名だけでも現在のファミリー層を十二分に惹きつけることが期待できますが、その認知度以上に重要なのは、『トムとジェリー』が、幼児・幼稚園児を含めた上映会において最も適したコンテンツであるということです。その一番の理由が、言葉を介さないノンバーバル(非言語)な特徴にあります。ねずみとネコのドタバタ劇を映像だけで表現しているため、理解度の未発達な幼児・幼稚園児でも理解が可能なばかりか、共感したり笑ったりという反応がじかに引き出されます。
またコンテンツは、一話7、8分ばかりの短い作品ですので飽きさせずに見せることができるということも大きな利点です。幼児・幼稚園児の集中力は、一般的に「年齢+1分(3〜5歳児なら約4〜6分)」、長くても15分程度と言われています。7分間というのは幼児の集中力の限界にマッチした適切な尺数と考えることができます。しかも1話ごとにリセットされるので、「次はどんなお話なんだろう」と一度集中力をリセットさせ、再び新鮮な気持ちでコンテンツに向かわせることができます。こうして考えると30分と比較的短い上映時間でもぶっ続けで視聴させることは、幼児・幼稚園児にとってかなり負担が大きいことが理解できます。
そればかりか現場スタッフは、1話7,8分なので、上映時間を柔軟に設定できる大きな利点となります。たとえば全体のイベントを30分以内に収めるのであれば、3本か、4本の上映で十分であり、設定したタイムスケジュールに合わせて柔軟に対応が可能です。
また幼児・幼稚園児だけでなく、児童にもコンテンツの魅力は十二分に響きます。とくに児童にとって物理法則を無視した奇想天外な設定はとてもスリリングに映ります。トムがパンケーキのようにぺちゃんこになる姿や、崖から飛び出しても気が付くまでは落下しない姿など、そのハチャメチャな設定は強い刺激と笑いを呼び起こします。また爆弾が爆発しても顔だけが煤になっただけで終わる演出は、一見過激な表現も安心して鑑賞できることを保証してくれます。次から次へと繰り出されるギャグは、児童を魅了してやまないでしょう。また親御さん自身も退屈することなく鑑賞できます。上映後には子供たちと映画についての会話が膨らむことも期待できますし、祖父母世代も含めた、世代を超えた映像体験の共有という希少な機会にもつながります。
能動的に感情を動かし共感を得るというノンバーバル(非言語)・コンテンツの魅力
『トムとジェリー』を推す一番の理由は、情操教育に最適なノンバーバル(非言語)・コンテンツであることです。言葉を介さないため、映像を見ながら自発的にコンテンツを解釈しなくてはなりません。幼児期はキャラクターの豊かな動きに直感的に刺激を受けると同時に、言葉がない分、受け身ではなく、能動的に物語を理解しようと没頭します。それは幼児期に必要な物事に深く集中する基盤を養成することにつながります。また映し出された映像の主人公たちの姿を自分のことのように脳内で解釈します。それが人格を形成する上でも最も重要な共感脳を育むことにつながります。
児童の場合にもこのノンバーバル(非言語)・コンテンツは大きな効果を発揮します。『トムとジェリー』のなかで繰り返されるドタバタ劇を、自分なりに論理で補強しながら鑑賞していきます。トムの仕掛けはどのような効果が得られるのだろうか。ジェリーはどのように裏をかいたのか、自発的に推理・分析することは、論理的思考力の養成につながります。またトムやジェリーの微細な表情の変化を読む解くことは、相手の心情を察する力を育むことにもつながります。こうした効能が期待できるノンバーバル(非言語)・コンテンツは、幼児や児童の情操教育にとって非常に有利であることが分かります
アカデミー賞を7度も受賞した傑作アニメーション
ディズニー映画の影に隠れがちで意外に知られていないことですが、実は『トムとジェリー』は7度もアカデミー賞を受賞しています。具体的には、短編アニメーション部門で13回ノミネート・7回受賞しています。1943年から1946年まで4回連続受賞し圧倒的な黄金期を形成していました。特定のキャラクターを主役にしたシリーズでは、ミッキーマウスやバッグス・バニーなどを抑え、「最も多くオスカーを獲得したキャラクター」として世界記録を持っています。一コマごとに調整されたフルオーケストラと映像の見事な連動ぶり、生身の人間のようなキャラクターの豊かな表現力と独創的なドタバタ劇の着想力など、楽しいだけでなく大人も納得できる質の高さを誇っています。
上映会に負担とならない適切な上映権料をご提示します
ノンバーバル・コンテンツのため豊かな情操教育につながる『トムとジェリー』の上映会を開催してみてはいかがでしょうか。上映会場はきっと活気のある会場に様変わりし、幼児や児童にとって愛すべき空間に様変わりすることでしょう。弊社Bunkidoでは、お客様の上映形態に合わせて適切な上映権料を提示するように努めております。お問い合わせフォームからお問い合わせください。なおトムとジェリーの情報は、グローバルメニューの「作品一覧」のなかの「TVアニメ(PDF)」から確認がとれます。




