ジェーン・エア

Jane Eyre

ブロンテの小説の映画化。オーソン・ウェルズとジョーン・フォンテーンの共演作
ウェルズの事実上のプロデュース作品、音楽はバーナード・ハーマン

原作はシャーロット・ブロンテの同名作小説(1847)で、3度目の映画化となる。妹エミリーは、「嵐が丘」の作者。脚本は英国の小説家オルダス・ハックスレイ、ロバート・スティーヴンスン、ジョン・ハウズマンが協力し、「メリー・ボピンズ」(’64)のロバート・スティーヴンソンが監督を、「追憶」(’41)のジョージ・バーンズが撮影を指揮した。出演は演劇映画、ラジオに活躍していた「市民ケーン」(’41)のオーソン・ウェルズと「断崖」(’41)「永遠の処女」のジョーン・フォンテーンで、「百万人の音楽」(’44)のマーガレット・オブライエン、「王国の鍵」(’44)のペギー・アン・ガーナーとエディス・バレッド「市民ケーン」のアグネス・ムアヘッド、本作がデビューで「英空軍のアメリカ人」(’41)のジョン・サットン、「椿姫」(’37)のヘンリー・ダニエルなど。(1940年・米国)

監督: ロバート・スティーヴンソン

1944年作品 上映時間96分 製作国アメリカ

監督 ロバート・スティーヴンソン
脚本 ロバート・スティーヴンソン/オルダス・ハクスレイ/ジョン・ハウスマン/ケティ・フリングス/ヘンリー・コスター
原作 シャーロット・ブロンテ
製作 ウィリアム・ゲッツ/ケネス・マクゴーワン
音楽 バーナード・ハーマン
撮影 ジョージ・バーンズ
編集 ウォルター・トンプソン
製作会社 20世紀フォックス

オーソン・ウェルズ(エドワード・ロチェスター)
ジョーン・フォンテーン(ジェーン・エア)
マーガレット・オブライエン(アデール)
ペギー・アン・ガーナー(ジェーン・エア)
ジョン・サットン(リバース先生)
サラ・オールグッド(ベシ―)
ヘンリー・ダニエル(ブロックルハースト)
アグネス・ムーアヘッド(リード夫人)
エディス・バレット(フェアファックス夫人)
バーバラ・エヴェレスト(イングラム夫人)
ヒラリー・ブルック(ブランシュ・イングラム)

活発で知性豊かな10歳の少女ジェーン・エア(ペギー・アン・ガーナー)は、彼女のそれを生意気ととる、血の繋がりのない伯母によって、ローウッドの慈善女学院に入れられる。たが、そこでも彼女は狂信者の院長から冷酷な教鞭を受け、堪え忍ぶ毎日を過ごす。彼女の唯一の慰めは学友ヘレン(エリザベス・テイラー)との交友であったが、そのヘレンが病に倒れこの世を去る。数年後、その苛酷な生活に耐え、教師の資格を取ったジェーン(ジョン・フォンテイン)は、まるで逃げるかのように外に職を求め、ロチェスター家のアデールという七歳のフランス娘の家庭教師となる。そんなある日邸のそばを散歩していたジェーンは、突然、馬と鉢合わせする。そこに乗っていたその男は邸の主人のエドワード・ロチェスター(オーソン・ウェルズ)であった。それがこの運命の出逢いの始まりであった…。

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