グランド・ホテル

Grand Hotel

グレタ・ガルボなどMGM豪華スターたちの共演作で
映画史上初の群像劇映画の傑作
ノミネートなしでアカデミー作品賞を受賞した唯一の作品

主役クラスのスター5人を集めたキャストの贅沢さでセンセーションをまき起こした作品で、ヴィッキ・バウム作の同名の小説を女史自ら劇化したものの映画化だが、直接のモデルはウィリアム・A・ドレイク翻案の舞台脚本。「月世界征服」(’31)のエドモンド・グールディングが監督を、「お気に召すまま」(’32)のウィリアム・ダニエルスがカメラの担当をした。第5回アカデミー作品賞受賞作品。出演は「お気に召すまま」のグレタ・ガルボ、「蜃気楼の女」(’31)のジョーン・クローフォード、「チャンプ」(’31)「肉体」のウォーレス・ビアリー、、「アルセーヌ・ルパン」(’32)のジョン・バリモア、「我が家の楽園」(’38)のライオネル・バリモア、「ロスト・ワールド」(’25)のルイス・ストーン、「ビール万歳」(’33)のジーン・ハーショルトなど。(1933年・米国)

監督: エドモンド・グールディング

1933年作品 上映時間112分 製作国アメリカ

◆第5回(1931/32年度)アカデミー賞 作品賞受賞

監督 エドマンド・グールディング
脚本 ウィリアム・A・ドレイク
原作 ヴィッキイ・バウム 『ホテルの人びと』
製作 ポール・バーン/アーヴィング・G・タルバーグ
音楽 ウィリアム・アックスト/チャールズ・マックスウエル
撮影 ウィリアム・H・ダニエルズ
編集 ブランシュ・セーウェル
製作会社 メトロ・ゴールドウィン・メイヤー

グレタ・ガルボ(グルシンスカヤ)
ジョーン・クロフォード(フレムヒェン)
ウォーレス・ビアリー(ブレイジンク)
ジョン・バリモア(フォン・ガイゲルン男爵)
ライオネル・バリモア(オットー・クリングライン)
ルイス・ストーン(ドクター・オッテルンシャラーク)
ジーン・ハーショルト(センフ・ヘッドボータ―)
ロバート・マクウェード(マイヤーハイム)
バーネル・ブラット(ジノウィッツ)
フェルディナンド・ゴットシャルク(ビノメフ)

ある日のベルリンのグランド・ホテル。機業界の大立物プレイジングは事業が危機に瀕したので他の会社との合同を企てていた。ロシア出身で過去の想い出を引きずるバレエのプリマ、マダム・グルシンスカヤは人気も失せ、生きる気力さえも失っていた。賭博の末に多大な借金を背負い、グルシンスカヤの真珠の首飾りを狙っているカイゲルン男爵を自称する泥棒。カイゲルン男爵の犯行時にたまたまグルシンスカヤが居合わせて、二人は急速に親しくなった。そこに加えて、プライジングが速記者として雇ったクロフォードは大変セクシーな女性で、プライジングは彼女に欲望を覚える。そのプライジングの会社の帳簿係をしていたグリングラインは健康を害し、自暴自棄になって全財産を使い果たすためグランド・ホテルで豪華な滞在をしている。

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