カサブランカ

Casablanca

ボガード、バーグマンによるロマンティックドラマの傑作
43年度のアカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞作品

マレイ・バネットとジョアン・アリスン合作舞台劇を脚色したもので、欧州映画界から渡米し、ハリウッドで大衆的作品を手掛けてきた老練マイケル・カーティスが監督を、老朽のアーサー・エディスンが撮影に当たった。製作は「GIブルース」(’60)のハル・B・ウォリス。出演は、「アフリカの女王」(’51)のハンフリー・ボガード、スウェーデン映画界のスターで、「別離」(’39)主演でハリウッドデビューしたイングリッド・バーグマン、英国の舞台出身で「チップス先生さようなら」(’39)の新人ボール・ヘンリード、「透明人間」(’33)のクロード・レインズなど。「君の瞳に乾杯」などの各セリフと「Astime goes by~時の過ぎ行くままに~」のテーマ曲も有名な、43年度のアカデミー作品賞、監督賞、脚色賞受賞作品。(1940年・アメリカ)

監督: マイケル・カーティス

1942年作品 上映時間102分 製作国アメリカ

◆第16回(1943年)アカデミー賞 作品賞/監督賞/脚色賞の三部門を受賞

監督 マイケル・カーティス
脚本 ハワード・コッチ/ジュリアス・J・エプスタイン/フィリップ・G・エプスタイン
原作 マレイ・バーネット/ジョアン・アリスン 『皆がリックの店にやってくる』
製作 ハル・B・ウォリス
製作総指揮 ジャック・L・ワーナー
音楽 マックス・スタイナー
撮影 アーサー・エディソン
編集 オーウェン・マークス
製作会社 ワーナー・ブラザース

ハンフリー・ボガード(リック)
イングリッド・バーグマン(イルザ)
ポール・ヘンリード(ビクター・ラズロ)
クロード・レインズ(ルノー大尉)
コンラート・ファイト(シュトラッサー少佐)
シドニー・グリーンストリート(フェラーリー)
ペーター・ローレ(ウガーテ)
S・Z・サコール/マドレーヌ・ル・ボォ
ドーリー・ウィルソン(サム)

舞台は戦火近づく’40年のフランス領カサブランカ。ナイトクラブを経営するリック(ハンフリー・ボガード)の元には、自由を求めアメリカに渡米しようと、闇のパスポートを求め様々な人々が出入りしていた。その中にある日、かつてパリでリックと恋に落ちたイルザ(イングリッド・バーグマン)が現れる。イルザは、ナチの手を逃れてここまでやって来た抵抗運動の指導者ラズロの妻となり、彼とともに闇のパスポートを求め現れたのだった。偶然再会したリックとイルザは複雑な心のまま再び「愛」を燃え上がらせるが哀しい「別れ」への始まりだった…。

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