欲望という名の電車
A Streetcar Named Desire
テネシー・ウィリアムズ原作ヴィヴィアン・リーとマーロン・ブランドの共演による人間ドラマの傑作
51年度アカデミー主演女優賞 助演男優賞など4部門を受賞
48年度のピュリッツア賞を受賞 したテネシー・ウィリアムズの同名戯曲の映画化で、 「七年目の浮気」 (’55) のチャールズ・K・フェルドマンが製作、原作者ウィリアムズが自 ら脚本を書き、舞台で演出を務めた 「エデンの東」 (’54) のエリア・カザンが監督を担当する。 撮影は「マイ・フェア・レディ」 (’64) のハリー・ ストラドリング、 音楽は「グッドモーニング, ベトナム」 (’87)のアレッ クス・ノースの担当。出演は夫のローレンス・オリビエがロンドンで演出務めたこの舞台劇を演じた 「風と共に去りぬ」 (’39) のヴィヴィアン・ リーと、ブロードウェイの初演以来の「ゴッドファーザー」 (’72)のマー ロン・ブランド、 「猿の惑星」 (’68) のキム・ハンターなど。 51年度アカデミー主演女優賞 助演男優賞など4部門を受賞した。 (1951年・米国)
監督: エリア・カザン
1951年作品 上映時間125分 製作国アメリカ
◆第24回(1951年)アカデミー賞 4部門受賞 主演女優賞/助演男優賞/助演女優賞/美術賞（白黒）を受賞
◆ヴェネツィア国際映画祭女優賞/審査員特別賞ともに受賞
監督 エリア・カザン
脚本 テネシー・ウィリアムズ オスカー・ソウル
原作 テネシー・ウィリアムズ
製作 チャールズ・K・フェルドマン
音楽 アレックス・ノース
撮影 ハリー・ストラドリング
編集 デイヴィッド・ワイスバート
配給 アメリカ合衆国の旗 ワーナー・ブラザース
ヴィヴィアン・リー(ブランチ)
マーロン・ブランド (スタンレー)
キム・ハンター(ステラ)
カール・マルデン(ミッチャル)
ルディ・ボン ド(スティーブ)
ニック・デニス (パブロ)
ペグ・ヒリアス (Eunice)
ライト・ キング (A_Collector)
リチャード・ギャリック (医師)
Ann Dere (看護師)
父の死と共に南部の家を失ったブランシュ（ヴィヴィアン・リー）はアルコールに身を持ち崩して、妹ステラ（キム・ハンター）の住むニューオリンズを訪れた。妹の夫スタンリー（マーロン・ブランド）はポーカーと酒に狂ってはステラを殴り散らす暴力男。そんな中、ブランシュはスタンリーのポーカー仲間ミッチ（カール・マルデン）に心を寄せるようになる。ミッチは母と二人暮らしの独身者で、真面目にブランシュとの結婚を考え始め、彼女も彼に過去に夫を失ったくらい過去の事を打ち明け、将来への希望も語った。しかし…。
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