戦艦バウンティン号の叛乱

Mutiny on the Bounty

実際に起きた叛乱事件をもとに脚色した人間ドラマ
第8回アカデミー賞作品賞受賞、NY映画批評家協会主演男優賞受賞

原作はチャールズ・ノードッフと ジェームズ・ノーマン・ホール合作の小説で、 「ロミオとジュリエット」 (’36)のタルボット・ジェニングス、 「リオ・ブラボー」 (’59) のジュー
ルス・ファースマン、 「郵便配達は二度ベルを鳴らす」 (’46) のケイリー・ ウイルスンが協力脚色した。 監督は「カヴァルケード」 (’33) のフランク・ ロイド、撮影は「カサブランカ」 (’42) のアーサー・エディソン。出演は、 「ヘンリー八世の私生活」 (’33) のチャールズ・ロートン、 「風と共に去りぬ」 (’39) のクラーク・ゲーブル、「ベンガルの槍騎兵」 (’35) のフラ ンチョット・トーン、 「カヴァルケード」 (’33) のハーバート・マンディン など。 35年度のアカデミー作品賞、 NY批評家協会男優賞受賞作品。 口 ケーション撮影はカタリナ群島で行なわれた。(1935年・米国)

監督: フランク・ロイド

1935年作品 上映時間132分 製作国アメリカ

◆第8回(1935年)アカデミー賞 作品賞受賞
◆第一回(1935年)ニューヨーク映画批評家協会主演男優賞受賞

監督 フランク・ロイド
脚本 タルボット・ジェニングス/ジュールス・ファースマン/ケイリー・ウィルソン
製作 アーヴィング・タルバーグ/アルバート・リューイン/フランク・ロイド
音楽 ハーバート・ストサート
撮影 アーサー・エディソン
編集 マーガレット・ブース
製作会社 MGM

チャールズ・ロートン (ブライ艦長)
クラーク・ゲーブル(フ レッチャー・クリスチャン副長)
フランチョット ・トーン(ロジャー・バイアム)
ハーバート・マンディン(ジョン・スミス)
エディ・クィラン(トミー・エリソン)
ダッドリー・ディグス(バッカス)
ドナルド・クリスプ(トーマス・バーキット)
ヘンリー・スティーブンソン (ジョセフ・バンクス)
フランシス・リスター (ネルソン)

1787年に貿易の為にイギリスから出航した戦艦バウンティ号は、冷酷なブライ艦長(チャールズ・ロートン)の独裁下にあった。戦艦バウンティ号の任務は1000本のパンの木をタヒチまで取りに行き、それを積んで無事に帰って来る事だった。乗組員は正式な軍人だけではなく、徴用された水兵や刑罰がわりに乗艦させられた囚人なども含み、ブライは乗組員たちに過酷な労働を強い、食料すら満足に与えていなかった。副官クリスティアン(クラーク・ゲーブル)はブライに意見しながらも乗組員たちをなだめていたが、乗組員たちはブライの暴虐に耐え切れず、タヒチからの帰路でついにバウンティ号を乗っ取ってしまう…。

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