長屋紳士録

長屋に住む人々の人情を豊かに描いた小津作品戦後第一作目
1947年度キネマ旬報ベストテン第4位

小津安二郎の戦後第一作監督作品である。子供に対する気持ちが段々と変化していく経緯を小津の演出と飯田蝶子の演技力によって描出した佳作であり、懐かしい昔の東京の風景を味わうこともできる、心に残る作品となっている。

監督: 小津安二郎

公開年月日:1947/05/20 収録時間:72分

◆1947年度(昭和22年)「キネマ旬報ベスト・テン」 第4位

監督 小津安二郎
脚本 池田忠雄 小津安二郎
製作 久保光三
音楽 斎藤一郎
撮影 厚田雄春
編集 杉原よ志
配給 松竹

飯田 蝶子(おたね)
笠 智衆(田代)
青木 放屁(幸平)
小沢 栄太郎(幸平の父親)

戦後間もない東京には、戦争で親を亡くした戦災孤児がたくさん居ましたが、その中の一人を拾ってきた男は、その子を女に預けてしまう。女はその子が疎ましくて仕方がないので、どこかに置き去りにしようとするが、なかなかうまくいなかい。そのうち、その子供に情が湧いてきて、二人の間に、実の親子のような絆が生まれてくる。しかし…。

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