地獄門

カンヌ映画祭グランプリの日本映画のマスターピース
「これこそ美の到達点」とジャン・コクトーが激賞

1954年度のカンヌ国際映画祭のグランプリ受賞作品である。他にも米国アカデミー賞において名誉賞と衣装デザイン賞(和田三造)を、ニューヨーク批評家協会賞において外国映画賞を受賞している。菊池寛の「袈裟の良人」を衣笠貞之助が監督、永田雅一が製作した作品である。珍しく長谷川一夫が悪役を演じ、妖艶な女を演じればぴかーの京マチ子がこれも貞淑な妻役を演じ、悪役のイメージが強い山形勲が善人の夫を演じている。

監督:衣笠貞之助

公開年月日:1953/10/31 収録時間:89分

◆第7回カンヌ国際映画祭 グランプリ受賞
◆第27回アカデミー賞 特別賞、衣装賞のダブル受賞

監督・脚本:衣笠貞之助
製作:永田雅一
原作:菊池寛『袈裟の良人』
撮影:杉山公平
録音:海原幸夫
照明:加藤庄之丞
美術監督:伊藤熹朔
音楽監督:芥川也寸志
演奏:関西交響楽団
編集:西田重雄
衣裳調製:松坂屋
助監督:三隅研次

長谷川 一夫(盛遠)
京 マチ子(袈裟)
黒川 弥太郎(重盛)
山形 勲(渡辺渡)

平安時代の末期、反乱の最中に出会った人妻に惚れてしまった男が、女を脅かし、女の夫を殺害する手引きをさせるが、女は夫を裏切ることが出来なかった為、不幸な結末が待っていた。

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