赤い靴

The Red Shose

アンデルセン童話をモチーフにした美しくも哀しきバレーの物語
’48年度アカデミー賞音楽賞、美術賞を受賞

アンデルセン童話をもとに「潜水 艦轟沈す」 (’40) のエメリック・プレスバーガーが書き下し、 「まごころ」 (’46)のキース・ ウィンターが台詞を、 「ホフマン物語」 (’51) のマイケ ル・パウエルとプレスバーガーが監督・脚本・製作した作品。 撮影は「黒
水仙」 (’46)のジャック・カーディフ、 音楽は「女狐」 (’50) のブライアン・ イースデイル、バレーの場面は、 トマス・ビーチャムの指揮でロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラが演奏した。 出演は「ガス燈」 (’40)のアントン・ウォルブルック、 「ホフマン物語」 (’51) のモイラ・シアラー、 「パンドラ」(’50) のマリウス・ゴーリング、 「パトリック」 (’78) のロバ ート・ヘルプマン、 「海外特派員」 (’40) アルバート・バッサーマンなど。 ’48年度アカデミー賞では音楽賞など3部門を受賞。 (1948年英国)

監督:マイケル・パウエル
エメリック・プレスバーガー

1948年作品 上映時間131分 製作国イギリス

◆第21回(1948年)アカデミー賞 音楽賞/美術賞を受賞

監督 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー
脚本 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー
原作 ハンス・クリスチャン・アンデルセン
製作 マイケル・パウエル/エメリック・プレスバーガー
音楽 ブライアン・イースデイル
撮影 ジャック・カーディフ
編集 レジナルド・ミルズ
配給 ジェネラル・フィルム・ディストリビューターズ

アントン・ウォルブルック(ボリス・レルモントフ)
マリウス・ ゴーリング(ジュリアン・クレスター)
モイラ・シアラー(ヴィクトリア・ペイジ)
ロバート・ヘルプマン(イワン・ボレスロウスキ)
レオニード・マシーン(グリ シャ・リュボフ)
アルバート・バッサーマン (ラトフ)
リュドミラ・チェリーナ (ボ ロンスカヤ)
エズモンド・ナイト (リヴィー)
アイリーン・ブラウン (ネストン)

レルモントフ・バレー団は「火のハート」をロンドンで上演中、青年作曲家ジュリアン・クラスターとバレー・ダンサーで社交界の令嬢ヴィキイ・ペイジの二人の新人を発見して一座に契約した。二人は一座と共にロンドンからパリへ行き、クラスターは楽長リヴイの助手としてオーケストラ・コートを受持ちヴィキイは群舞のダンサーとして踊った。プリマ・バレリーナのボロンスカヤが結婚すると、仲間達の祝福をうけたが、恋愛や結婚はバレー芸術の精進に害ありとするレルモントフはパリ興行をかぎりにボロンスカヤを首にした。彼はアンデルセン童話にもとづく新バレー「赤い靴」の上演を企画していたが、音楽が気に入らなかったので、クラスターに新たに作曲させ、女主人公にヴィキイを抜擢することに決める。クラスターの新曲はレルモントフも気に入ったので、パリを去ってモンテカーロに移りバレー劇「赤い靴」は華々しく初演の脚光を浴びた。

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