奥様は魔女

I Married a Witch

フランスの巨匠ルネ・クレールの米国時代の傑作ロマンティック・コメディ

フランスでトーキー作品 「巴里の屋根の下」 (’30) を発表、 英国を経 て渡米した「焔の女」 (’41)のルネ・ クレールによる作品。 ユーモア作家であるソーン・スミスの原作を、 「戦 場」 (’49) のロバート・ピロッシュと「スケルトンの映画騒動」 (’46) のマーク・コネリーが脚色、 「窓」 (’49) の監督・テッド・テズラフが撮影を、 「偽装の女」 (’37) のロイ・ウェッブが音楽を担当している。 出演はア カデミー作品賞 「我等の生涯の最良の年」 (’46) のフレドリック・マーチ、 「初恋時代」(’45) のヴェロニカ・レイクで、 「私は死にたくない」 (’58) で主演女優賞を受賞したスーザン・ヘイワード、 「青空に踊る」 (’43) のロバート・ベンチリー、 「招かれざる客」 (’67) のセシル・ケラウェイ など。(1942年・米国)

監督: ルネ・クレール

1942年作品 上映時間77分 製作国アメリカ

監督 ルネ・クレール
脚本 ロバート・ピロッシュ/マーク・コネリー/ルネ・クレール(台詞)/アンドレ・リゴー(台詞)/ダルトン・トランボ(協力)
原作 ソーン・スミス/ノーマン・H・マトソン 『The Passionate Witch』
製作 ルネ・クレール/プレストン・スタージェス
製作総指揮 バディ・G・デシルヴァ
音楽 ロイ・ウェッブ
撮影 テッド・テズラフ
編集 エダ・ウォレン
製作会社 ルネ・クレール・プロダクションズ パラマウント映画

フレドリック・マーチ(ウォレス・ウォーリー)
ヴェロニカ・レ イク(ジェニファー)
ロバート・ベンチリー(ダッドリー・ホワイト医師)
スーザン・ヘイワード(エステル・マスターソン)
セシル・ケラウェイ(ダニエル)
エリザベス・パターソン(マーガレット)
ロバート・ワーウィック(J・B・マスターソン)
エイリー・マリヨン(Tabitha)
ロバート・クレイグ(市長)

州知事選挙に打って出ようとする新進政治家のウォレス・ウォーリー(フレデリック・マーチ)は、新聞社長の娘エステル(スーザン・ヘイワード)との結婚間近であった。そんなとき魔女ジェニファー(ヴェロニカ・レイク)が父ダニエル(セシル・ケラウェイ)の命令で彼に魔法をかけるため、箒にまたがってやってきた。実はジェニファーとダニエルは独立以前の17世紀のアメリカで、火刑にされ死んだ魔法使いの父娘で、かつて自分達を捕えたウォーリー家に復讐の呪いを掛けようと今世紀に現れたのだった…。

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